ぼくの妻は、女医

フルタイム医師夫婦による、4児の子育てカルテ

ぼくの妻は女医 ~フルタイム医師夫婦による、4児の子育てカルテ~

マタニティ・ハラスメント

双子が産まれた事に関して、

特にこちらから積極的に公言はしてないが、

噂ってのは勝手に広がるもので、

かつての同期や先輩、

職場の看護師や技師さんなど、

あらゆる方面から「双子が産まれたんですか!?」

と声をかけられる。

いったいどこから聞きつけたんだろう。

 

だいたいは「子供4人なんてすごいですね」

といった反応なので、

こちらも「ええ。助けてください」と言うわけだが、

たいていは「む、無理です」と即答される。

ここまでが定石となった。

 

しかし、相変わらず上司や友人には恵まれており、

多くの方の理解と、協力があって、

今もなんとか生き延びている。感謝感謝。

 

妻とランチ

妻とランチにフレンチを

 

感謝感謝なんだが、たった1名、

マタハラやモラハラを繰り返す上司が研究室におり、

たった1名なんだが、そのたった1名の上司のせいで、

自分のQOLが相当下がっている。

過去にもハラスメントで訴えられた事があるそうで、

同期の友人も被害にあっているが、

まさか自分がそこに巻き込まれるとは思っていなかった。

無能ながら、奇しくも権力者なので、

ぐっとこらえていたが、

人格否定などのハラスメントを多用して、

精神的な攻撃を続けてくるので、

そろそろ身を守る行動を取ろうかと思っている。

 

でも、こういうのはとても大変で、

お世話になった他の上司には迷惑をかけられないし、

欲を言えば引き続き自分の研究は続けていきたい。

 

幸い4人の子供が元気に育っており、

もう他はすべて失っても良いとすら思っているので、

すべてを失う覚悟で臨戦態勢に入ることも出来るが、

なるべく穏便に平和に解決策を見つけて行きたいのが本音だ。

どれだけうまく立ち回れるかが、

自分の腕の見せ所なわけだが、

自分は器用ではないので、先行き心配だ。

 

数名に、崩れる時はあっという間なので、

とにかく精神的に無理をしないようにと助言を頂いた。

その通りだ。

ある程度は、「なぜこうなってしまったんだろう?」

と自問する事は必要だが、

我慢しすぎず、身を守るために動き出す事が肝心だ。

(ブログで頭を整理しております)

 

しかし、医学研究をやりたいのに、

悩みのタネはいつも人間関係。

どうやらどの研究室もだいたい同じ様子らしい。

確かにこれでは研究医は減る一方…。

 

そして、こんなうまく行かないときに、

とても支えになってくれるのが、

意外にも、妻なのである。