ぼくの妻は、女医

フルタイム医師夫婦による、4児の子育てカルテ

ぼくの妻は女医 ~フルタイム医師夫婦による、4児の子育てカルテ~

妻が仕事に復帰してしまった

妻が仕事に復帰した。

朝からエンジン全開の妻を前にして、

僕は終日げんなりしている。

 

今までの出産も、産後休はほとんど取らず

仕事に復帰していたが、今回も早かった。

 

今回妻は集中治療室に入院していたくらいだし、

まだ産まれたばかりの子供たちも、

状態が安定しないんだから、

頼むからもう少し休んでくれ!

という僕の声は、全く妻に届かなかった。(想定内)

 

朝何時に起きているか知らないが、

朝7時には子供を連れて家を出て、

夜帰ったかと思えば、

深夜にもリビングで仕事をしている。

毎日やることを詰め込んでいるので、

常にピリピリしているのは、

夫としてとてもそばに居づらい。

そんなにピリピリするくらいなら、

仕事しなきゃいいのに…。

 

ふふ 奈良

ふふ 奈良にて

 

今回の妊娠中、

妻は自分自身を「最強妊婦!」と言っていたが、

出産してからは「私、Re Born」とか言っており、

相変わらず僕を置いて突っ走っている。

僕の存在感は薄まる一方。

 

タワマン医師夫婦と、戸建て医師夫婦

帰阪し、妻の実家や、

妻の妹のお家にお世話になったが、

やはり、流れている血がまるで違う。

いつも気難しい話をしている我が家とは違い、

ずっと笑顔が溢れていて、とても素敵だった。

久しぶりにご挨拶出来て良かったし、

相変わらず明るく歓迎して頂き、感謝感謝。

ただ、妻やご家族が話す宇宙語(大阪弁)は、

相変わらず良く理解出来なかった。

 

義妹のお家はキラキラのタワマンで、

とても景色の良いパーティルームまで確保してくれ、

素敵な景色を見ながら、ケーキやコーヒーを頂き、

同じ医師夫婦でも、生活はまるで違うなぁと思った。

しかも、新居を施工中とのことで、

絵に描いたような幸せパワーカップルであったが、

時々に、義妹がご主人を叱りつけており、

夫が妻に怒られるのはどこも共通なのかと安心した。

 

大阪のタワマン

大阪のタワマンから見下ろす

 

素敵なパーティルームで、

子供たちが大はしゃぎしており、

まるで動物園のようだったが、

冷静に子供たちを数えると、

ほとんど我が家の子だった…。

 

 

4児いると、もうタワマン生活は無理かなぁ。

 

joiwife.hatenablog.jp昔、タワマンに住んでいた時期もあった。

乳児と幼児4人連れ、車で大阪へ大移動

しばらく入院していた妻の親族の一人が、

先日、晴れてご退院。

退院祝いをしたいとの事だが、

乳児や幼児を4人連れて

どうやって帰阪するんだと思っていたら

「あなた運転よろしくね(ハート)」と。

 

東京から大阪への移動。

普通は新幹線か飛行機だろうが、

双子の乳児は首も座っておらず、

人混みでの感染症リスクも避けたい。

1歳の長男だって、公共交通機関

ジッとしては過ごせないだろう。

やはり車か…。

 

しかし、子供たちは

長時間のドライブに耐えられるのか。

僕も長時間の運転に耐えられるのか。

不安は尽きないが、

妻は、「まぁやってみようよ」と

相変わらず脳天気なことを言うので、

良しじゃぁやってやるかと、承諾した。

 

というわけで、週末、車で帰阪してきた。

 

当直明け、眠い目をこすりながら夜帰宅し、

短時間の仮眠を取ってから、朝4時頃出発。

 

双子の乳児を3列目のチャイルドシートに乗せ、

他の皆も座席に座ると、もう車内はいっぱい。

座席の間や、子供たちの足元に荷物を積め、

ギュウギュウ詰め。

 

これからの戦いに備えて、運転席の周りには、

レッドブルや、コーヒー等のカフェイン、

チョコやボンタンアメなどのカロリーをセット。

良し頑張るぞと気合を入れてエンジンをかける。

妻は、久しぶりの帰省でテンションが高い。

長女も長男も、用意していたお菓子に囲まれて、

なんだか遠足気分で楽しそうだ。

 

出発からしばらくして明るくなってきて、

天気も良かったので幸先は良かった。

確かに、遠足に向かうバスの中のようで、

しばらくは運転していて楽しかった。

 

最終的に到着までに、

3回ほどSAに寄って、小休憩を取った。

アイスを食べる程度の小休憩のはずなのに、

長男、次男、三男のオムツを替え、

次男、三男にミルクを与え、

長女のトイレに付き合い、

などなどしていると、あっという間に

SAで1時間くらい経過してしまう。

遅々として、進んでいる気がしない。

到着するのかコレ。と不安になる。

 

それでもジリジリ進んでいき、

9時間かけて大阪に到着した。

9時間…!

 

当直明けって事もあり、なかなかハードだった。

膵頭十二指腸切除術の方が楽だ。

妻曰く、後部座席は楽だったそうで(そりゃそうか)、

娘も楽しかった、全然つらくなかったと言っていた。

それなら良しとしようか。

 

CX-8は6人を乗せて、健闘してくれた。

無事に安全に運んでくれたし、

大きな不具合なく9時間頑張ってくれた。

燃費は13.5km/Lで、あまり良くない。

空力の問題なのか、雨が降ると

水滴が前方から拭き上がってくるのが不快。

クルーズコントロールのブレーキがやや雑。

など、不満点もあるが、まぁ目を瞑る!

 

そして移動にかかった値段だが、

ガソリン代など含めて、片道約1.5万円。

新幹線だと、6人で例えば4席で確保するなら、

片道約5万円かかるので、

値段だけ考えると、圧倒的に車の方が安い。

 

トータルで考えると、

まぁ自分の命を削るデメリットはあるが、

車での移動もありなのかなとは思った。

 

ちなみに、大阪に着いた日の夜だが、

運転のご褒美にホテルでの宿泊を許可された。

乳児の泣き声も聞かず、家族サービスもせず、

一人ホテルに泊まり、

ゆっくり風呂に浸かり、

ホテルのサウナで癒やされてきた。

子供たちと過ごせない夜は寂しいが、

このご褒美はこれはこれで身にしみるぅ。

(注:宿泊代は自分持ち)

 

飛行機

 

4児の車問題 〜MAZDAのディーラーについて〜

僕がお世話になったディーラーの

担当者に限った事かもしれないが、

マツダのディーラーのレベルは低いと言わざるを得なかった。

 

スタッフの皆さんは、とても気さくで話しやすく、

とてもフレンドリーに接することが出来た一方、

仕事の内容としてはとても雑であった。

 

具体的には、

ドライブレコーダー取り付けを依頼したのに、

レコーダーの見積もりなど出されず、

自分で購入して持ってきてくださいと言われる。

(これ、正規ディーラーとして普通なのか?)

(こちらの再依頼で、後に持ってきた)

 

若干のオプションの変更があったので、

見積書を自宅に郵送してもらう予定だったのに、

10日待っても送られてこない。

 

こちらが質問する度に、

一度どこかに消え、10分経っても戻ってこない。

遅々として契約が先に進まない。

 

など。

さすがに、僕も妻もイライラが収まらず、

まぁ新人さんなのかな、仕方ないのかなとも思ったが、

さすがに契約が前に進まないので、

申し訳ないが頭を下げて

後日担当者を代えていただいた。

 

そして、担当者が代わった後も、

例えば、数ヶ月前から車検の予約をしたにも関わらず、

当日になって、車検の予約が

ちゃんと出来ていなかったという連絡が入り、

予約していた代車も、

準備出来ていないという粗相もあった。

 

もう、人間の仕事なので、ミスは仕方ない!

仕方ないけど、

ディーラー側のミスで代車がないならば、

日程の再調整とかレンタカーの手配とか、

代替の提案が何かあっても良いだろう。

それも何もなく、ただ、平謝りで終わった。

おそらく、大騒ぎすればレンタカー手配くらい

してくれたかもしれないが、

みっともないのでグッと飲み込んだ。

 

そして、その度に店長さんから謝罪の連絡が入る。

なんだか、いつも謝られてばっかりで、

こちらが厄介なクレーマーになった気持ちになり、

とても居心地が悪かった。

 

別に、過度なサービスなんて全く期待していないけど、

最低限、契約を遂行するくらいはして欲しかった。

 

ということで、

1度や2度のミスでは無く、

いくつもの粗相が重なったので、

MAZDAの正規ディーラーに

お世話になることはもう無いかもしれない。

 

今までお世話になった他社のディーラーでは

こんな事なかったんだけどなぁ。

車は良いだけに、残念。

 

もし、ここのディーラーは良かったよ!

など情報があれば教えて欲しい。

 

以上、4児の車問題について、でした。

現場からは以上です。

 

joiwife.hatenablog.jp

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最近のカフェラテ

最近のカフェラテ

4児の車問題 〜MAZDA CX-8を購入した〜

4児の車問題。

結局、僕が選んだのは、MAZDA CX-8

 

3列目の快適性と安全性は保証され、

2列目のキャプテンシートも、

4人の子供たちは満足してくれるだろう。

そして、高級感ある革張りのシート。

国産車にしては洗練されたデザイン。

価格面でも、頑張っている。

総合的に見て、悪くない。

 

問題は、双子用ベビーカーが入るかどうか。

ちなみに、我が家が試したベビーカーはこれ。

aire™ twin(エアツイン) | Joie Japan | Explore Joie

 

MAZDAのディーラーに

双子用ベビーカーを直接持っていき、

CX-8のトランクに載せられるかどうか試してきた。

ディーラーの店員さんはかなり熱心に手伝ってくれたが、

(ベビーカー入らないと購入されないので店員さんも必死)

残念ながら入らないのでこれが。

通常のベビーカーと違って

双子用ベビーカーは思っているよりもかなり大きい。

縦に入れても横に入れてもどう頑張っても入らない。

 

しかし、CX-8の場合、

トランクには広い床下収納がついている。

床下収納を完全に開放し、

ベビーカーを畳んで立て、

ベビーカーのハンドルを前方に向けた状態で入れ、

さらに車内から、

ベビーカーが後方に倒れないよう支えてやると、

トランクがなんとか閉まる事がわかった。

ここにたどり着くのに時間がかかった…。

 

CX-8と、双子用ベビーカー

少し斜めにしないと入らない

 

残念ながら、この床下収納に、

BOSEウーファーが収納されている

ボーズサウンドシステムのオプションが

付いているタイプでは、

双子用ベビーカーの収納は無理なので、

中古車を購入される際は要注意。

 

 

そういうわけで、

しばらくCX-8に乗ってみて感じたことを書いてみる。

 

さすが、大人気SUV

日常的に使っていて、特に不満は無い。

安全装備も良いし、室内も広々で、

人気車種なだけあるなと思う。

 

ただ、一方で、

まぁ比べるのは酷だとは思うが、

今まで乗っていた車が

800-1000万円クラスのドイツ車だったので、

物足りない点はたくさんある。

 

まず、以前乗っていた車よりも

排気量は増えているのに、

加速力がとても足りない。

スピードを出す運転はあまりしないが、

高速に乗るとやや寂しい。

無理にアクセルを踏むと前輪が空転する。

 

ナビの使い勝手は非常に悪い。

以前の車であれば、自宅に帰る為に

ボタンを1回押せば操作完了だが、

マツダ車は、自宅に帰るためにボタンを何度も押す必要がある。

実際にナビが開始するまでに、

3回くらい「案内を開始」を選択させるのは、

どういうセンスなんだろうか。

 

そして、収納が少ない。

これもSUVなので仕方はないが、

運転席周りに、あと少しあれば…と思う。

痒いところに手が届かない…。

 

さらに、気のせいかもしれないが…。

車線変更を譲ってもらえない事が増えた気がする。

 

その他にも、本当に細かな点で

気になる箇所はいくつかあるものの、

総じて、コスパの良い、優秀な車ではある。

僕のテンションがあまり上がっていないだけだ。

 

次回は、MAZDAのディーラーに関して

 

4児の車問題 〜3列シートとキャプテンシート装備車まとめ〜

子供4人を乗せる車を買わねばならない。

しかし、ファミリーカーは嫌だ。

という強い思いから始まった車探し。

車選びには難航した。

 

車選びの条件は、

 A. 4台のチャイルドシートを設置可能

 B. 全てのチャイルドシートにアクセス可能

 C. 双子ベビーカーの積載が可能

 

そうなると必然的に、

 A. 広い3列シート

 B. 2列目は独立シート(キャプテンシート)

 C. 3列シート使用時である程度のトランク容量

 

となる。なお、座席配置は以下の通りである。

 運転席(パパ) 2列目(1歳) 3列目(0歳)

 助手席(5歳) 2列目(ママ) 3列目(0歳)

 

さて、この条件をクリアした車は以下である。

 

キャプテンシートの設定がなく(流通が極少なく)、

残念ながら候補から脱落したのは、

Mercedes-Benz GLB/GLS, Volvo XC90, Audi Q7など。

他にも左ハンドルしか設定がなかったり、

3列目が使用に耐えられないほど狭かったり、

そもそも好きになれなかったり

などの理由で脱落した車種も多い。

 

BMW X7

圧倒される大きさ(車幅2000mm)と

迫力のデザインがまず目につくが、

この車は操縦性、快適性も圧倒的で、

王者Mercedesをも超えたと言われるほど洗練された

堂々たるフラッグシップモデル。

3列目シートも広く、2列目からのアクセスも良い。

そして、高い剛性は保証されているので、安全性も高い。

室内に入ると、高級ホテルのようで、

完全に一目惚れしてしまった。

SUVに関しては、BMWはMercedesを引き離している。

 

欠点は、かなり大型なので、

妻が運転出来ない事。

そして、値段が高い事…。

新車は1500万円程度。中古でも750万円以上。

維持費も高くつく。

厳しい…。

www.bmw.co.jp

 

Lexus RX450hL

RXの3列バージョン。

現在は生産していない。

基本的な設計はRXを踏襲しており、

付け焼き刃の3列目シートは快適性が低く、

子供用と割り切るにしても、やや使い勝手は悪い。

 

特に、後述するCX-8と比較すると、

RX450hLの惜しさが目立つ。

CX-8の方が3列シートもトランク容量も優秀で、

質感や高級感もかなり健闘している事を踏まえると、

RX450hLの、中古車で500万円前後という値段が、

かなり割高に感じてしまう。

 

レクサスのブランド力に

よっぽど魅了されているので無ければ、

残念ながら、選択肢からは脱落。

toyota.jp

 

Mercedes-Benz V-Class

個人的には振り切ったバス型のデザインは有りと思うが、

図らずとも、常に後述するアルファードと比較され、

広いラゲージスペース、

高速域での安定性を除くと、

アルファードに全戦全敗。

 

個人的なマイナスポイントは、

後部座席の窓が開かない、

収納スペースがあまりにも少ないなどだが、

調べた限り、走行性能・快適性・操縦性全て悪いらしく、

V-Classをファミリーカーとして

評価しているレビューアーはほぼ皆無。

 

そもそもアルファードとはコンセプトが違うので

比較されるのは酷だとも思うが、

あまりの評価の低さに、候補から外れた。

www.mercedes-benz.co.jp

 

Toyota ALPHARD

絶対王者アルファード

みんな大好きだから、多くは語らないが、

結局、正解はいつでもアルファード

 

室内のアレンジの自由度が高いから、

街乗りからキャンプまで、なんにでも対応でき、

3列目の居室性も文句なし。

 

痒いところに手が届き、

おそらく一度買ったらアルファード沼から抜け出せない。

だから、乗りたくない

 

あえてマイナス点を挙げるなら、

2023年以降の新型車は入手困難な事(納車数年待ち)、

中古車の割高感が強い事(かなり走行していても400万円とか)、

馬力が低く、走行性能はSUVには劣る事、

SUVに比べて車酔いし易い(?)との意見がある事、

などだが、これらは圧倒的な居室性の前には霞む。

toyota.jp

 

MAZDA CX-8

アルファードとは全く違う個性を持ちながら、

しばしばアルファードと比較される、

大人気の3列シートSUV

 

3列目シートの安全性が確保されている事、

運転する楽しさがある事などは、高評価。

アルファードと比較すると、

乗降車がやや手間がかかる点と、

トランク容量が小さい点は気になるものの、

3列シートのファミリーカーとしても使えながら、

運転する楽しさを妥協していない点で、

とてもバランス良く仕上がっている。

 

ちなみに、現在CX-8は生産終了している(!)。

現在手に入れるには、中古車しか選択肢にない。

では、近日中に発売が予定されている、

後継車のCX-80(未発表)は選択肢になるかという話だが、

残念ながらCX-80は選択肢に入らないだろう。

予想では、CX-80の車幅はかなり広く、

駆動方式がFRなので、室内空間は狭い。

ファミリー層を狙い撃ちしていたCX-8とは、

別の性格の車になるだろう。

www2.mazda.co.jp

 

 

さて。

最終的に選んだ車は、次回に。

 

いつかのキャンプ

 

4児の車問題 序章

子供の頃から、車が好きだった。

自分の惚れた車を毎朝眺めて、

革シートに腰を沈め、太いハンドルを握りしめ、

音楽を聞きながら、一人勤務先に向かうのが、

自分の幸せな時間だった。

 

元々乗っていたクーペは、

長女が生まれてしばらくして手放し、セダンになった。

その後、長男が生まれ、

さらに双子妊娠が判明したため、

5人乗りのセダンを手放すことが決まった。

この決断が、本当に苦しかった。

 

まるで存在しないのだ、6人家族用の車が。

もちろんあるにはあるんだが、

ミニバンのいわゆるファミリーカーで、

何かに魂を売るような気がして

気持ちが乗らなかった。

 

車に乗るたびに落ち込んでいたので、

ついには見かねた妻が

「いいよ、車は今のままで。

 移動する時は私だけ電車で移動するよ」

とまで言い出す始末だった。

 

ファミリーカーは嫌だ!

きっと良いクルマがあるはずだ!

と連日調べに調べ尽くし、

その僕なりの調査結果を次回まとめようと思う。

 

ちなみに、

6人家族の車選び ≠ 4児の車問題である。

圧倒的に6人家族の車選びの方が楽である。

なぜなら、4児の場合は、

チャイルドシートを4台載せる必要があり、

しかも親が全てのチャイルドシート

アクセス出来る必要性があるからだ。

そうなると、かなり絞られてしまうのだ。

 

本編を待たれよ。

 

本編はこちら↓

joiwife.hatenablog.jp

 

なお、この写真は、

最愛の父の手をそっと握る娘の手では無く、

娘にちょっかいを出していた僕の手を、

「いい加減にして」と押さえつけてきた

娘の手である。

 

双子の入園式に出席してきた

妻と、双子の入園式に出席してきた。

上級生の子供たちに歓迎され、

新しい保育士の先生にご挨拶し、

同級生の親御さんたちとの会話も弾み、

良い入園式だった。

 

午後は、役所での諸々の手続きで、

バタバタと予定外の動きをしていたら、

あっという間に一日が終わってしまった。

 

相変わらず研究は進んでいない。

「ああ、今日も何もせず一日が終わった」

とつぶやくと、妻に

「充実した一日だったじゃない」

と言われ、やはり見ている世界が違うと思った。

妻の方が、良い世界に生きている。

 

いつかの刺し身

 

保育園の近くで、

妻と車に荷物を積み込んでいると、

以前の職場の先輩に遭遇。

この先輩も、医者の先輩同士で結婚した。

先輩の奥様は3人目の子供を考えているらしいが、

3人目は厳しいだろうとストップをかけているらしい。

かつての我が家と同じだなぁ。

 

最近、昔の同僚や先輩に偶然遭遇する事が多い。

こういう偶然の再会が、

結構人生のスパイスになっていて、良い。

 

自分みたいに流されるな、娘よ

SNSを眺めていると、

みんなブランド物に身を包み、

ファーストクラスやグランクラスで移動して、

高級なホテルに泊まり、

高級な料理を食べて、

とてもキラキラしている。

 

自分は、色んな事に追われて、

とてもキラキラしてるとは言えず、

羨ましいなぁと思いながら、眺めている。

 

他人と比較するのは人間の本能なんだろうけど、

SNSは、それを見事に助長している。

 

 

娘の受験が近づいている。

 

娘は、友人を出し抜いて成長していけるタイプではない。

一人で静かに思考して、自分の哲学を磨いていくタイプだ。

高い品格と、道徳心を持って、

このままアイデンティティを丁寧に磨いて欲しい。

結果として、周りに流されず確固たる自信を持った、

そして他者にも寛容な人間になって欲しい。

 

そんな娘の成長を見守ってくれる学校はあるだろうか。

そろそろ、志望校を決めねば。

 

いつかの夕飯

 

所謂キラキラ系港区女子の友人が、

「私、キラキラした写真を載せてるけど、

 心の中では全然楽しくないし、

 何やってるんだろうと思ってるよ」

と発言していたのを思い出した。

 

通常の妻と、バレリーナの妻

NHKで、バレエ特集がやっており、

娘が興味津々に見入っている。

そして「私も、やりたい!」と。

 

それを聞いた妻の反応は速い。

間髪入れず「やろうか!」と言って、

さっそくバレエ教室を調べていた。

 

バレリーナは綺麗だねぇなんて

娘と話していたら、妻が、

「頭のてっぺんを天から吊るのよ。

 そして肩を落とすの。

 そうして、首を長く見せるのよ。」

と教えてくれ、実際にやってみせた。

 

妻の首が伸びた。

 

通常の妻と、バレリーナの妻を

交互にやってくれて、

とても勉強になったが、

なんだか面白くて娘と爆笑した。

 

いつかのBBQ会場で

 

スキーに続いて、バレエにも興味を持っている。

良いと思うぞ。

 

5歳の娘、スキーデビュー

先日の、週の真ん中の祝日。

妻に、スキーでも行ってきたら?と提案され、

お言葉に甘えて、他の子供達は妻に任せ、

娘と二人で日帰りスキーに行ってきた。

 

あまりアレやりたいコレやりたい言わない娘だが、

スキーだけは興味があったらしく、

ずっと行きたい行きたい言っていたので、

やっと夢が叶えられて良かった。

 

5歳の娘、スキーデビュー。

 

さっそくゴンドラとリフトに乗り、

娘を前方に抱えながら何度か滑ったところ、

少し感覚がわかってきたみたいで、

とてもまだ目は離せなかったが、

一人で転んだり追突したりしながら、

頑張って滑っていた。

可愛い。

 

午後は吹雪になってしまったので、

プールや、浴場で、のんびり過ごした。

帰りは二人並んで爆睡だった。

 

ガーラ湯沢

ラーメン@ガーラ湯沢

 

急遽、前夜に予定を立てて行ったにも関わらず、

スキーもプールも銭湯も楽しめ、

充実の一日になった。

 

「また絶対行きたい」と言ってくれたので、

来シーズンが楽しみ。

 

4児の父。人生設計の修正を検討

後期研修医が終わる頃には、

なんとなく、自分の人生設計が

描けていた気がする。

しかし、予想外の家族構成となり、

時間も足りない。お金も足りない。

 

このまま大学医局に所属し、

一勤務医として働き続けて

やっていけるのだろうかと

人生設計修正の必要性を感じている。

 

医者の働き方をいくつか挙げると、

・大学医局に所属する勤務医

・一般病院やクリニックで働く勤務医

・開業医

それぞれメリット・デメリットがある。

 

車の中で、妻に話してみた。

僕の人生において、どれが一番幸せだろうか、と。

 

すると、妻は

「なるほどね、人生に悩んでいるのね」

と他人事の様に言うので、

「君は人生に悩まないの?」

と聞くと、

「悩まないわよ。ひらめきで生きているからね」

と言う。

 

我が家は、

悩み担当が僕で、ひらめき担当は妻だ。

このままいこう。

 

クラゲ

ドラム式洗濯機の功罪

洗濯機が壊れたので、

業者に修理を依頼したら、

結局、排水口の詰まりだった。

ただ、我が家の排水口は洗濯機の下にあるので、

洗濯機をどかさないと排水口の掃除が出来ない。

 

「あなた3ヶ月に1度、洗濯機を移動させてね」

と言われたが、洗濯機80kgあるんだぞ。

そう安々と移動なんてできるかいっ!

と言ったら、

「あなたはどうしてそんなに頼りないのよ!」

と言われた。

 

妻の要求が、歳を重ねる毎に厳しくなってくる。

 

クラゲ

クラゲ

 

僕が洗濯機の件で怒られている中、

クラゲは何も知らずにゆらゆら漂っている。

 

4児いる我が家のミルク代

どうやら、双子となると、

ミルク消費量も倍になるらしい。

当たり前の話なんだが、

ミルク代の明細を見て、初めて実感に変わる。

 

我が家のミルク代は、月額4万円。

ミルク代だけで、4万円だぞ…。

あと、おむつ代、洋服代、

チャイルドシート、ベッド、お風呂セット…、

全部、倍かかっている。

 

みんな一体どうしてるんだ?

 

クラゲ

クラゲ

 

ミルク代に4万円かかっている一因は、

長男のミルク返りかもしれない。

帰宅すると、長男、次男、三男が

仲良く哺乳瓶でミルクを飲んでいる。

可愛い姿だが、財布は痩せてゆく。

 

妻がフランス語で会話している

妻が、子どもたちを連れて外出した際、

フランス人のシスターが話しかけてきて、

「まぁ!双子ちゃんなの?」

とフランス語で話しかけてきたらしい。

「他にも2人もお子さんいるの?大変ねぇ」とか

「お母さん頑張ってね」とか言われ、

「そうなんですー、大変なんですーあはは」

と、会話が盛り上がったらしい。

 

それは良いんだが、

それよりも、妻はフランス語喋れたの??

 

クラゲ

クラゲ

 

妻「フランス語なんて知るわけ無いでしょ。テキトーよ」