医師の医局離れ。
その時代の波が、我が医局にも押し寄せいる兆しがある。
一度医局離れが始まると、悪循環に陥り、
我先にと皆辞めていくので、
その退局の流れに乗り遅れると辞め時を見失い、
永遠に薄給の大学に縛り付けられることになる。
(もちろん、それを望む医師も一定数いる)
今すぐに辞めるつもりは無いが、
いつか辞めようと思った時に、
なんて理由にしようかとついつい考えてしまう。
(ただ辞めますは受け入れられない)
「妻が開業したので、手伝う羽目になりました」
これにしよう、これなら受け入れられるだろう
と思ったが、妻に
「なんでもかんでも私を利用すんな」
と言われ、まぁそれもそうだなと思った。
すみません。
最近、研究の方が進んでいない。
自分に研究の才能やセンスが無いのは気づいていたが、
なにより圧倒的に努力も足りていない。
想定外の研究予算削減も重なった。
そんな状態に嫌気が差して、悪循環に陥っている。
家族とか臨床業務を言い訳にするの、
そろそろ辞めよう…。