当直の際は、PHSを3台持ちしている。
院内用、救急用、吐下血ホットライン用。
昨夜は年末だというのに、いや年末だからか、
救急車からの電話が鳴り止まず、
朝まで大量の患者が搬送され、
ひたすら緊急止血やら何やらしていた。
3台のPHSを片手に走り回る深夜。
朝は久しぶりにげっそりだった。
看護師、技師の皆さまもお疲れ様でした。
そんな僕の様子などつゆ知らず、
妻は実家で子供たちと楽しく過ごしている様子。
羨ましいー。
そもそも女医と結婚したいなと思ったのは、
女医なら僕の仕事に理解があると思ったからだが、
中途半端に理解があるのは、逆効果かもしれない。
「そんくらいで悲鳴を上げるんじゃねぇ」
といった深層心理が、妻にはある気がする。
しかし、内科と外科。
同じ医者でもやってる事はまるで違う。
男と女。
同じ人間でも考え方はまるで違う。
眠い。