ぼくの妻は、女医

フルタイム医師夫婦による、4児の子育てカルテ

ぼくの妻は女医 ~フルタイム医師夫婦による、4児の子育てカルテ~

妻が女医のメリット その3

僕は外科医で、妻は内科医だが、

僕は急性期を、妻は慢性期患者を主に診ている。

対応する患者層がまるで違う。

 

例えば、「私の死後は献体に提供したい」

との申し出をたまに頂くが、

意外と外科を受診する患者さんに

こうした献体希望の方は少ない。

 

そこで、定期的にそういった対応をしている

妻に相談すると、

「こういう対応してこうすればいいのよ、バカっ」

なんて色々と教えてくれる。

(バカは余計だろと思う)

 

こういう診療科の違う医者が

パートナーとしているのは、

心強いメリットの一つだと思う。

 

joiwife.hatenablog.jp

joiwife.hatenablog.jp

 

膵癌末期の患者さんが合併症で動けなくなり、

「もう来週の温泉旅行は行けないですかね?」

と言うので、慌てて

「いやいや、まだキャンセルしないで」

と言って、最終的にはなんとか対症療法を間に合わせ

温泉旅行に行かせた。

 

結局、患者さんは旅行の直後に亡くなり、

その後は家族にも会えず、モヤモヤしていたんだが、

リハビリ科のスタッフがわざわざ話しに来てくれ、

最期の様子を報告してくれた。

 

無理して旅行に行かせたのは正解でした、と。

家族も本人もとても喜んでいた、と。

良かった。

 

すごく良い人で、思い入れのある患者さんだったから、

ずっと心に引っかかっていたんだが、

他のスタッフも同じ気持ちだった様だ。

スタッフと話せて、僕は勝手に、

プチ偲ぶ会が出来たと思っている。

 

たまに、こんなふうに

ポツポツと思い出す患者さんがいる。

 

日の入り

日の入り