ぼくの妻は、女医

フルタイム医師夫婦による、4児の子育てカルテ

ぼくの妻は女医 ~フルタイム医師夫婦による、4児の子育てカルテ~

ハラスメント上司からの絶縁の申し出

ここしばらく、お酒を飲めていない。

別にそこまで飲みたいわけでもないが、

昔のビールの写真でも見て、

飲んだ気になってみる。

 

オクトーバーフェスト

いつかのオクトーバーフェスト

 

さて、僕の知らないところで、

事態は悪い方向に進行していた様で、

先日、ハラスメント上司から

絶縁の申し出があった。

君のことは一切面倒を見ない、

今後研究室には関わらないでくれ、

と言った内容であった。

 

いい大人なのに、

なんてみっともない上司なんだろう。

駄々をこねる幼稚園児の様で、

絶句してしまった。

 

始まりから終わりまで何もかも一方的で、

とても残念な気持ちになったが、

その内容を周囲に伝えたところ、上司Bは

「縁が切れた!?良かった!予定通り!

 よし、これからこのテーマで研究をやろう」

と興奮されていたし、

上司Cは「会話は録音をオススメします!」

と上司らしからぬアドバイスをくれたり、

上司Dは「縁が切れたなんて羨ましいです!」

と羨ましがってくるし、

事態はもっと深刻なはずなのに、

愉快な話にされてしまった。

 

もちろん、妻には

「縁が切れたの?おめでとー!」

と喜ばれた。

 

言い争うような事もほとんど無く、

こちらから喧嘩を仕向けたことも無く、

知らぬ間に状況が悪い方に進んでいたので、

なんだか、水面下で

糸を引いていた人間がいそうな気もするが、

まぁ結果的には自分のストレスが一つ消えたわけで、

もう仕方がない、良かったと思うしか無い。

環境が少し変わり新しい光が見えてきて、

少しワクワクしているのも事実だ。

 

どこの研究室も多かれ少なかれ

こういった状況はあるらしいので、

この状況を受け入れて、自分に出来ることを

粛々と続けていこうと思う。

 

幸いなことに、

他のスタッフや先輩後輩にはとても恵まれている。

特に上司達にはとても良くして頂いている。

協力し合える仲間が多いのも変わっていない。

心から感謝したいし、

今後とも言葉で感謝を伝えていこうと思った。

 

今のところ、ハラスメント上司の

良いところを見つけられていないが、

研究が進めばもしかしたら

彼の良いところを見つけられるかもしれない。

なるべく早く成果を出して、

新しい景色を見てみたいと思う。

 

心機一転。