以前ブログに書いた、研究室のハラスメント上司。
(以降、上司Aとする)
彼からの執拗な精神的攻撃が継続中だ。
今までの僕の生き方・価値観を否定してくるのが、
一番、精神的に苦痛であった。
かつての関係者から話を聞く機会があったが、
どうやらこのハラスメントは、
何年も前から問題になっており、
実際に多くのスタッフが辞めたり、
ハラスメントとして訴えられたりしていたそうだ。
それでも、上司Aとは腹を割って話したいところだが、
感情的になって我を忘れるタイプの上司なので、
なかなか理性的に解決出来ないところが難しい。
上司と衝突した事なんて、
今までほとんど無かったので、
いったい何が悪かったのかと連日考えていたが、
上司Aと「上司B」の関係性がヒントだった。
上司Aは、最近研究費も取れず、
彼の部下である、優秀な「上司B」に
助けられているような状況である。
僕は、その優秀な上司Bのグループで研究をしている。
本来であれば、ハラスメント上司Aの指揮のもと、
研究方針を決めていかなければならないのに、
上司Aの指揮系統がまるで機能しておらず、
結果的に僕は上司Bの指示のもと動いているのが、
上司Aとしては気に入らないんだろう。
しかも、その上司Bの取り組んでいる研究が、
かなり秘匿性の高い研究のため、
僕から上司Aに、研究内容を全て話せないのも、
上司Aとしては気に食わないのだろう。
さらに、その優秀な上司Bが上司Aに対し、
僕を擁護する発言をしたもんだから、
僕の知らないところで、
さらに上司Aが爆発していたらしい。
僕の認知していないところで、状況が悪化しているのだ…。
周囲の人間の見解としては、
誰かが被害を被るのはもはや必然で、
それがたまたま僕になった
というものであった。
そんな馬鹿な話があるのか…。
これが日本の研究室の実態か。
しかし、ここまで書いてみて、
いよいよ、この上司Aの良いところを
一つも挙げられないところに気づき、
急に、人間として向き合う
必要性を感じなくなってしまった。
周囲には、人間性豊かで、魅力的で、
お互いに切磋琢磨しながら
世を良くしていこうと頑張れる仲間が沢山いるのに、
どうして、こんな上司一人の為に、
自分は多くのエネルギーと時間を
費やしているんだろうかと
厭世観に苛まれてしまった。
まずい、まずいぞ。
急に特定の人間に興味がなくなって
スッと気が抜ける瞬間は、
今までにも経験したことがあるが、
この急に関心が無くなってどうでも良くなるのは
自分の悪いところだ…。
何がまずいのか、自分でもよくわからないが、
まずいぞ!