ぼくの妻は、女医

フルタイム医師夫婦による、4児の子育てカルテ

ぼくの妻は女医 ~フルタイム医師夫婦による、4児の子育てカルテ~

ハラスメント上司による精神的攻撃

以前ブログに書いた、研究室のハラスメント上司。

(以降、上司Aとする)

彼からの執拗な精神的攻撃が継続中だ。

今までの僕の生き方・価値観を否定してくるのが、

一番、精神的に苦痛であった。

 

かつての関係者から話を聞く機会があったが、

どうやらこのハラスメントは、

何年も前から問題になっており、

実際に多くのスタッフが辞めたり、

ハラスメントとして訴えられたりしていたそうだ。

 

それでも、上司Aとは腹を割って話したいところだが、

感情的になって我を忘れるタイプの上司なので、

なかなか理性的に解決出来ないところが難しい。

上司と衝突した事なんて、

今までほとんど無かったので、

いったい何が悪かったのかと連日考えていたが、

上司Aと「上司B」の関係性がヒントだった。

 

上司Aは、最近研究費も取れず、

彼の部下である、優秀な「上司B」に

助けられているような状況である。

僕は、その優秀な上司Bのグループで研究をしている。

本来であれば、ハラスメント上司Aの指揮のもと、

研究方針を決めていかなければならないのに、

上司Aの指揮系統がまるで機能しておらず、

結果的に僕は上司Bの指示のもと動いているのが、

上司Aとしては気に入らないんだろう。

 

しかも、その上司Bの取り組んでいる研究が、

かなり秘匿性の高い研究のため、

僕から上司Aに、研究内容を全て話せないのも、

上司Aとしては気に食わないのだろう。

 

さらに、その優秀な上司Bが上司Aに対し、

僕を擁護する発言をしたもんだから、

僕の知らないところで、

さらに上司Aが爆発していたらしい。

僕の認知していないところで、状況が悪化しているのだ…。

 

周囲の人間の見解としては、

誰かが被害を被るのはもはや必然で、

それがたまたま僕になった

というものであった。

 

そんな馬鹿な話があるのか…。

これが日本の研究室の実態か。

 

酒

いつかの、後輩と飲んだ酒

 

しかし、ここまで書いてみて、

いよいよ、この上司Aの良いところを

一つも挙げられないところに気づき、

急に、人間として向き合う

必要性を感じなくなってしまった。

 

周囲には、人間性豊かで、魅力的で、

お互いに切磋琢磨しながら

世を良くしていこうと頑張れる仲間が沢山いるのに、

どうして、こんな上司一人の為に、

自分は多くのエネルギーと時間を

費やしているんだろうかと

厭世観に苛まれてしまった。

 

まずい、まずいぞ。

急に特定の人間に興味がなくなって

スッと気が抜ける瞬間は、

今までにも経験したことがあるが、

この急に関心が無くなってどうでも良くなるのは

自分の悪いところだ…。

 

何がまずいのか、自分でもよくわからないが、

まずいぞ!