長女のお受験が近づいてきたわけだが、
小学校によっては、親の送り迎えが必須らしい。
そうすると、どう考えても、
どんなにシミュレーションを重ねても、
妻と二人では生活を回せない。
「だから、言ったじゃないか、
子供は二人で限界じゃないかって。
なんとかなるわよ、
産んでみてから悩みましょう
って君が言うから、
なんとかなるかなと思ってしまったけど、
やっぱりなんとかならないじゃないかー!」
と妻に言ったら、
「そうよ、なんとかなると思ったの。
なんにも考えないで、ここまできたら、
ここへきて困ってるの。
あははははっ!」
と爆笑していた。
僕の心配をよそに、
双子はスクスクと大きくなっている。
この妻の少しネジの外れたところがなければ、
双子には出会えなかったわけなので、
妻には感謝しなきゃなと思っているが、
しかし、これからどうなるのか…。
2022年、合計特殊出生率が1.26まで低下した。
出生率が2.07なければ、
人口維持が出来ないと言われているなかで、
1.26という事は、どんどん日本人は
消えゆく運命にあるわけだ。
その時代の流れに乗らず、
我が家の出生率は4.0。
ん?
という事は、何百年も先、
妻みたいな遺伝子を持った日本人のみが
生き残っているということか。
日本人がみんな妻になる日が来るのか?
おおおお恐ろしい!