ぼくの妻は、女医

フルタイム医師夫婦による、4児の子育てカルテ

ぼくの妻は女医 ~フルタイム医師夫婦による、4児の子育てカルテ~

日本人が、全員妻になってしまう

長女のお受験が近づいてきたわけだが、

小学校によっては、親の送り迎えが必須らしい。

そうすると、どう考えても、

どんなにシミュレーションを重ねても、

妻と二人では生活を回せない。

 

「だから、言ったじゃないか、

 子供は二人で限界じゃないかって。

 なんとかなるわよ、

 産んでみてから悩みましょう

 って君が言うから、

 なんとかなるかなと思ってしまったけど、

 やっぱりなんとかならないじゃないかー!」

 

と妻に言ったら、

 

「そうよ、なんとかなると思ったの。

 なんにも考えないで、ここまできたら、

 ここへきて困ってるの。

 あははははっ!」

 

と爆笑していた。

 

僕の心配をよそに、

双子はスクスクと大きくなっている。

この妻の少しネジの外れたところがなければ、

双子には出会えなかったわけなので、

妻には感謝しなきゃなと思っているが、

しかし、これからどうなるのか…。

 

横浜の空

横浜に立ち寄った

 

2022年、合計特殊出生率が1.26まで低下した。

出生率が2.07なければ、

人口維持が出来ないと言われているなかで、

1.26という事は、どんどん日本人は

消えゆく運命にあるわけだ。

 

その時代の流れに乗らず、

我が家の出生率は4.0。

 

ん?

という事は、何百年も先、

妻みたいな遺伝子を持った日本人のみが

生き残っているということか。

日本人がみんな妻になる日が来るのか?

おおおお恐ろしい!