フライパンで肉を炒めながら、
風呂上がりの息子の身体を拭き、
グリルで魚の焼き加減を確認しながら、
息子にクリームを塗って服を着せ、
サラダのドレッシングの作り方を娘に教えながら、
息子の離乳食の準備を進め、
あっちへこっちへバタバタと走り回っていたら、
妻に「早くミルク作ってー!」と言われ、
そんなにいっぺんに出来ないよ!と思い、
「僕は一人しかいないんだよ!!」と言ったら、
「知ってるよ。だからあなたに頼んでるんだよ」
と言われ、
しばらく「ん?」と考え、
やっぱり妻がおかしい気がしたが、
もう議論しても無駄だと思い、
黙ってミルクを作った。
今日もお疲れ様、自分。
研究の方が、完全に行き詰まってしまい、
どうしたものかと頭を抱えていたら、
上司に呼び出され、
「これ調べてくれないか」と頼まれた。
なんとありがたい頼まれごとだろう。
水を得た魚の気分。