ぼくの妻は、女医

フルタイム医師夫婦による、4児の子育てカルテ

ぼくの妻は女医 ~フルタイム医師夫婦による、4児の子育てカルテ~

超少子高齢社会で生まれる村社会

このままだと、2065年には、

現役世代1.3人が高齢者1人を支える

って構造になるらしいが、

この現役世代が高齢者を支えるって構造が、

もうすでに現役世代の絶望感を生んでる。

 

働いても働いても、税金ばかり取られて、

その税金は働いていない人たちに使われ、

自分たちは一向に幸せになれない。

お金が無いから結婚も出来ないし、

子供も作れない。

 

幸いにも、僕はなんとか結婚出来て、

子供にも恵まれたが、

これみんなどうやって生活してるの!?

と毎日思うほど、日々の生活は大変だ。

 

それで、この苦しさの背景には

核家族の存在があるんじゃないかと、ふと思った。

核家族ってのは、

近隣に血縁者が存在しない

孤立した家族という意味で言ってるんだけど、

例えば、子供が熱を出したってトラブル一つ取っても、

僕たち核家族にとっては大問題なわけだ。

もしサザエさん一家なら、

子供が熱を出してその日の生活が

回らなくなるようなエピソードは生まれないし、

例えば家賃が払えないとか、食費が出せないとか、

そういう話にもならない。

まぁ、もちろんそんな単純化出来る話で無いけど、

血縁者の繋がりって、今弱すぎだろとは思う。

 

心地よい距離感のある血縁者のコミュニティは、

名付けるならなんだ?村社会かな?

僕はそんな村社会を今一度作りたい!

 

そして、そんな村社会は、

近い将来、ポツポツと復活するんじゃないかと思う。

その理由は、またいずれ記載する。

 

そんな妄想をしながら、今日も当直。

 

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