ふにゃふにゃと機嫌の悪い息子を抱えながら、
娘のプールのお稽古を見学していたら、
隣に座っていた女性が声をかけてくれた。
可愛いですね〜
ほっぺが落ちそうですね〜
かばん持ちましょうかー?
などなど
いやぁ…
ありがたい…。
コミュニケーションが希薄な時代だからこそ
こういう会話が非常にありがたい。
不思議と、息子の機嫌も良くなり、
しまいにはスヤスヤ寝てくれた。
その日の夕方は、
少し混み合った電車に乗り、
どうせ数駅しか乗らないので
ドアの近くに立っていたら、
座席中央に座っていたおじさんが
わざわざ遠くから声をかけてくれて、
席を譲ってくれた。
以前の僕ならば
「いえいえ結構です、すぐ降りるので」
なんて断っていたんだが、
最近はこういうありがたい心遣いには
遠慮せず頂戴することにしたので、
たった数駅でしたが、息子と娘を膝に載せ
ついでにふにゃふにゃ言う息子にミルクをあげ、
有意義な電車移動を過ごしました。
皆様助けていただいてありがとうございます。
自分もちゃんと手を差し伸べようと思った一日でした。
妻はというと、
急いで書き上げなければならない論文があったらしく、
この日は終日不在だったんだけど、
夕食は焼き肉にしますって連絡したら
速攻で帰ってきた。