ぼくの妻は、女医

フルタイム医師夫婦による、4児の子育てカルテ

ぼくの妻は女医 ~フルタイム医師夫婦による、4児の子育てカルテ~

反抗的な妻に言うことを聞かせる方法

先日、双子の赤ちゃんが、

NICUからGCUに移動した話をしたが、

NICUとGCUはだいぶ看護師さんの雰囲気が違う。

 

どちらの看護師さんもとても親切で、

プロ意識も高く、

心から感謝しているんだが、

NICUにいた時は、

「次にいつ来ますか?」

「どうしてこんなに病院に来ないんですか?」

「愛着形成の為に、もっと来てください!」

という、無言のプレッシャーが凄まじかった。

仕事して、上の子供の育児して、家事したら、

病院に行ける時間なんて限られるんだが、

「そんな甘えは許しません」という圧力がすごかった。

正直に書くなら、

プロ意識が高すぎる看護師さんに参ってしまい、

妻と共に、毎日精神的にヘトヘトになっていた。

 

補足すると、小児病棟に限らず、

集中治療室など、急性期病床のスタッフは、

常に患者の急変と隣り合わせの環境にいるので、

自然と気が強くなる。

 

それに対して、GCUは、

「すみません、仕事の都合で少し早めに帰ります」

と言えば、

「仕事頑張ってきてください〜」

「こっちは任せて〜!いってらっしゃーい!」

と快く送り出してくれ、

面会に行く度に、とても癒やされる。

 

僕が見ている患者さんたちも、

急性期病棟から出ると、

こんな気持ちになっていたんだろうか。

 

叙々苑

いつかの叙々苑

 

最近、福山雅治のものまねをマスターした。

「んっはっはっは」と笑う、あの感じ。

で、例えば妻に、

「いい加減テーブルの上の私物を片付けろ!」

などと指示する時、

通常の口調で指示しても逆ギレされるだけだが、

福山雅治の口調で頼むと、

少しだけ言うことを聞いてくれる事が判明した。

妻「福山雅治に言われちゃ仕方ないか」と。

 

全国の恐妻に怯えている夫たちよ、

福山雅治を練習するんだ!