先日、双子の赤ちゃんが、
NICUからGCUに移動した話をしたが、
NICUとGCUはだいぶ看護師さんの雰囲気が違う。
どちらの看護師さんもとても親切で、
プロ意識も高く、
心から感謝しているんだが、
NICUにいた時は、
「次にいつ来ますか?」
「どうしてこんなに病院に来ないんですか?」
「愛着形成の為に、もっと来てください!」
という、無言のプレッシャーが凄まじかった。
仕事して、上の子供の育児して、家事したら、
病院に行ける時間なんて限られるんだが、
「そんな甘えは許しません」という圧力がすごかった。
正直に書くなら、
プロ意識が高すぎる看護師さんに参ってしまい、
妻と共に、毎日精神的にヘトヘトになっていた。
補足すると、小児病棟に限らず、
集中治療室など、急性期病床のスタッフは、
常に患者の急変と隣り合わせの環境にいるので、
自然と気が強くなる。
それに対して、GCUは、
「すみません、仕事の都合で少し早めに帰ります」
と言えば、
「仕事頑張ってきてください〜」
「こっちは任せて〜!いってらっしゃーい!」
と快く送り出してくれ、
面会に行く度に、とても癒やされる。
僕が見ている患者さんたちも、
急性期病棟から出ると、
こんな気持ちになっていたんだろうか。
最近、福山雅治のものまねをマスターした。
「んっはっはっは」と笑う、あの感じ。
で、例えば妻に、
「いい加減テーブルの上の私物を片付けろ!」
などと指示する時、
通常の口調で指示しても逆ギレされるだけだが、
福山雅治の口調で頼むと、
少しだけ言うことを聞いてくれる事が判明した。
妻「福山雅治に言われちゃ仕方ないか」と。
全国の恐妻に怯えている夫たちよ、
福山雅治を練習するんだ!