ぼくの妻は、女医

フルタイム医師夫婦による、4児の子育てカルテ

ぼくの妻は女医 ~フルタイム医師夫婦による、4児の子育てカルテ~

女の子は繊細

5歳の娘の成長が著しい。

女の子は成長が早いと言うが、

こんなに早いのか。

 

例えば、日常生活での質問が高度化してきた。

 

「ねぇ、パパ。

 絵の具は混ぜると黒くなるのに、

 光は混ぜると白くなるのはなんで?

 光は何色あるの?3色?7色?」

 

「ねぇ、パパ。

 最初の人間って誰なの?

 アダムとイブって聞いたけど、本当?」

 

「ねぇ、パパ。

 お風呂におもちゃを入れると

 縮んで見えるのはどうして?」

 

など。

一瞬怯んでしまう質問が増えてきた。

塾での成績も、かなり上がってきて、

親としてはこの成長がとても喜ばしい。

 

その反面、急な成長の反動とも言うべきか、

娘自身のストレスも増えてきた。

特に、1歳の息子がかなりヤンチャになってきて、

娘に割ける時間が減ってきてから顕著だ。

例えば、

 

「パパとママに迷惑ばかりかけていて辛い」

「もう私なんて好かれていない」

「パパとママは私と弟、どっちが好きなの?」

「私のどこが好きなの?可愛くなかったら嫌いなの?」

 

など。

 

こんな発言が増えてきて、

僕も妻も、今まで以上に

娘を気にかけるようになった。

可能な限り娘と一緒にいる時間を増やして、

娘に愛情を伝えて、娘が最も大事と伝えるようになった。

 

 

息子は、喘息持ちなので、

ステロイドを吸入しているんだが、

最近、息子の吸入がとても上手になってきた。

ジッとして、深呼吸してくれる。

「吸入うまくなったねぇ〜」と褒めていたら、

娘が「私は、小さい頃じょうずだったの?」

と聞いてきたので、すかさず妻が、

「上手だったよ〜、0歳から上手だった〜」

(娘は0歳の時点で吸入薬は使っていない)

と言ったところ、

 

「ママのそういう嘘つくところ、好きだよ」

 

と言った。

はああああ、難しい〜難しいよ〜

 

これから弟がさらに2人増える。

娘がこの状況に耐えられるのかが、今一番の心配だ。

やはり、人手が足りない。

 

叙々苑の牛タン

叙々苑の牛タン