来る日も来る日も、
朝起きてから寝るまであっという間で、
毎日無事に過ごせるのが奇跡のようであったが、
ある晩、皆が寝静まった、深夜1時半頃。
僕のケータイが、着信でブルブルと震えている。
眠い目をこすりながらケータイを見ると、
入院中の妻からの着信である。
「今から帝王切開だって」
というわけで、深夜から緊急帝王切開。
当直帯の産婦人科の先生と電話で話し、
口頭で全て同意。
予定出産日よりもかなり早い早産だが、
時期的には、生存率は97.5%に乗った。
寝ている子供たちを置いてはいけないので、
病院には行けず、
そわそわしながら自宅で待機していると、
3時すぎに、無事に産まれたとの連絡が入る。
母子共に無事との事。
想定よりも早く、
4児の父になってしまった。
ここからは未知の領域。