ぼくの妻は、女医

フルタイム医師夫婦による、4児の子育てカルテ

ぼくの妻は女医 ~フルタイム医師夫婦による、4児の子育てカルテ~

我が家で復活した奴隷制度

先日、妻が「時代は、女尊男卑よ」と発言した。

「男が優位だった時代が長かったんだから当然」

と言うのだ。

 

まぁ妻の言いたいことはわからないでも無いが、

当時の男尊女卑は、同時に、

 余計な口出しはするな。

 その代わり金の心配はさせない。

みたいな、大黒柱としての男の役割や責任も

はっきりしていたと思う。

しかし、妻の場合はどうだ。

金は稼げ、家事も育児もしろ、私の相手もしろ、

ちょっと、男の負担が大きすぎないか?

 

と、妻に言ったところ、妻は

「そうよ。お金は男が稼ぐ。家事も育児もする。

 そして一生、妻を愛するのよ。

 そう決まっているのよ、

 だって時代は令和なんだから。」

と言った。

 

なんだか論理が破綻しているような気がするけど、

この会話は銀座のレストランだったので、

あまり言い合いをする雰囲気でも無く、

結局その日は家に帰ったが、

後日、上司に「それって、奴隷制度ではないか?」

と言われて、なんだかしっくりきた。

 

いつの間にか奴隷になっていた。

 

銀座 レカン

銀座 レカン

一人ひとりにスポットライトが当たっているので、

お皿やグラスの影が綺麗だった。