ぼくの妻は、女医

フルタイム医師夫婦による、4児の子育てカルテ

ぼくの妻は女医 ~フルタイム医師夫婦による、4児の子育てカルテ~

4児の車問題 〜3列シートとキャプテンシート装備車まとめ〜

子供4人を乗せる車を買わねばならない。

しかし、ファミリーカーは嫌だ。

という強い思いから始まった車探し。

車選びには難航した。

 

車選びの条件は、

 A. 4台のチャイルドシートを設置可能

 B. 全てのチャイルドシートにアクセス可能

 C. 双子ベビーカーの積載が可能

 

そうなると必然的に、

 A. 広い3列シート

 B. 2列目は独立シート(キャプテンシート)

 C. 3列シート使用時である程度のトランク容量

 

となる。なお、座席配置は以下の通りである。

 運転席(パパ) 2列目(1歳) 3列目(0歳)

 助手席(5歳) 2列目(ママ) 3列目(0歳)

 

さて、この条件をクリアした車は以下である。

 

キャプテンシートの設定がなく(流通が極少なく)、

残念ながら候補から脱落したのは、

Mercedes-Benz GLB/GLS, Volvo XC90, Audi Q7など。

他にも左ハンドルしか設定がなかったり、

3列目が使用に耐えられないほど狭かったり、

そもそも好きになれなかったり

などの理由で脱落した車種も多い。

 

BMW X7

圧倒される大きさ(車幅2000mm)と

迫力のデザインがまず目につくが、

この車は操縦性、快適性も圧倒的で、

王者Mercedesをも超えたと言われるほど洗練された

堂々たるフラッグシップモデル。

3列目シートも広く、2列目からのアクセスも良い。

そして、高い剛性は保証されているので、安全性も高い。

室内に入ると、高級ホテルのようで、

完全に一目惚れしてしまった。

SUVに関しては、BMWはMercedesを引き離している。

 

欠点は、かなり大型なので、

妻が運転出来ない事。

そして、値段が高い事…。

新車は1500万円程度。中古でも750万円以上。

維持費も高くつく。

厳しい…。

www.bmw.co.jp

 

Lexus RX450hL

RXの3列バージョン。

現在は生産していない。

基本的な設計はRXを踏襲しており、

付け焼き刃の3列目シートは快適性が低く、

子供用と割り切るにしても、やや使い勝手は悪い。

 

特に、後述するCX-8と比較すると、

RX450hLの惜しさが目立つ。

CX-8の方が3列シートもトランク容量も優秀で、

質感や高級感もかなり健闘している事を踏まえると、

RX450hLの、中古車で500万円前後という値段が、

かなり割高に感じてしまう。

 

レクサスのブランド力に

よっぽど魅了されているので無ければ、

残念ながら、選択肢からは脱落。

toyota.jp

 

Mercedes-Benz V-Class

個人的には振り切ったバス型のデザインは有りと思うが、

図らずとも、常に後述するアルファードと比較され、

広いラゲージスペース、

高速域での安定性を除くと、

アルファードに全戦全敗。

 

個人的なマイナスポイントは、

後部座席の窓が開かない、

収納スペースがあまりにも少ないなどだが、

調べた限り、走行性能・快適性・操縦性全て悪いらしく、

V-Classをファミリーカーとして

評価しているレビューアーはほぼ皆無。

 

そもそもアルファードとはコンセプトが違うので

比較されるのは酷だとも思うが、

あまりの評価の低さに、候補から外れた。

www.mercedes-benz.co.jp

 

Toyota ALPHARD

絶対王者アルファード

みんな大好きだから、多くは語らないが、

結局、正解はいつでもアルファード

 

室内のアレンジの自由度が高いから、

街乗りからキャンプまで、なんにでも対応でき、

3列目の居室性も文句なし。

 

痒いところに手が届き、

おそらく一度買ったらアルファード沼から抜け出せない。

だから、乗りたくない

 

あえてマイナス点を挙げるなら、

2023年以降の新型車は入手困難な事(納車数年待ち)、

中古車の割高感が強い事(かなり走行していても400万円とか)、

馬力が低く、走行性能はSUVには劣る事、

SUVに比べて車酔いし易い(?)との意見がある事、

などだが、これらは圧倒的な居室性の前には霞む。

toyota.jp

 

MAZDA CX-8

アルファードとは全く違う個性を持ちながら、

しばしばアルファードと比較される、

大人気の3列シートSUV

 

3列目シートの安全性が確保されている事、

運転する楽しさがある事などは、高評価。

アルファードと比較すると、

乗降車がやや手間がかかる点と、

トランク容量が小さい点は気になるものの、

3列シートのファミリーカーとしても使えながら、

運転する楽しさを妥協していない点で、

とてもバランス良く仕上がっている。

 

ちなみに、現在CX-8は生産終了している(!)。

現在手に入れるには、中古車しか選択肢にない。

では、近日中に発売が予定されている、

後継車のCX-80(未発表)は選択肢になるかという話だが、

残念ながらCX-80は選択肢に入らないだろう。

予想では、CX-80の車幅はかなり広く、

駆動方式がFRなので、室内空間は狭い。

ファミリー層を狙い撃ちしていたCX-8とは、

別の性格の車になるだろう。

www2.mazda.co.jp

 

 

さて。

最終的に選んだ車は、次回に。

 

いつかのキャンプ