子供の頃から、車が好きだった。
自分の惚れた車を毎朝眺めて、
革シートに腰を沈め、太いハンドルを握りしめ、
音楽を聞きながら、一人勤務先に向かうのが、
自分の幸せな時間だった。
元々乗っていたクーペは、
長女が生まれてしばらくして手放し、セダンになった。
その後、長男が生まれ、
さらに双子妊娠が判明したため、
5人乗りのセダンを手放すことが決まった。
この決断が、本当に苦しかった。
まるで存在しないのだ、6人家族用の車が。
もちろんあるにはあるんだが、
ミニバンのいわゆるファミリーカーで、
何かに魂を売るような気がして
気持ちが乗らなかった。
車に乗るたびに落ち込んでいたので、
ついには見かねた妻が
「いいよ、車は今のままで。
移動する時は私だけ電車で移動するよ」
とまで言い出す始末だった。
ファミリーカーは嫌だ!
きっと良いクルマがあるはずだ!
と連日調べに調べ尽くし、
その僕なりの調査結果を次回まとめようと思う。
ちなみに、
6人家族の車選び ≠ 4児の車問題である。
圧倒的に6人家族の車選びの方が楽である。
なぜなら、4児の場合は、
チャイルドシートを4台載せる必要があり、
しかも親が全てのチャイルドシートに
アクセス出来る必要性があるからだ。
そうなると、かなり絞られてしまうのだ。
本編を待たれよ。
本編はこちら↓
なお、この写真は、
最愛の父の手をそっと握る娘の手では無く、
娘にちょっかいを出していた僕の手を、
「いい加減にして」と押さえつけてきた
娘の手である。