ぼくの妻は、女医

フルタイム医師夫婦による、4児の子育てカルテ

ぼくの妻は女医 ~フルタイム医師夫婦による、4児の子育てカルテ~

そして始まる家庭内同居生活

ところで、夫婦関係が危機的状況にも関わらず、

同じ屋根の下生活を共にするのは、

例えば、「家庭内別居」であったり、

仮面夫婦」であったりするわけだが、

我が家の場合はどうだろうか。

 

先日、妻が「あなたには限界!」と発狂するも、

離婚はせずに子供のために夫婦関係は継続する

という話で、一応落ち着いた(らしい)。

 

僕の感覚では、こんな状況で

お互いにニコニコ話し合うのは困難と思うんだが、

実際に帰宅してみたところ、

妻は通常どおり話しかけてくるし、

ときには笑顔も見せる。

 

ということは、

常に会話の無い「家庭内別居」ではなく、

人前では仲良く振る舞う「仮面夫婦」なのか。

 

しかし、子供がみな寝静まり、

お互いに別室で残った仕事をしている際も、

「あなた今何やってるの?」

「私のパソコンの設定してくれない?」

などと、笑顔で話しかけてくる。

二人きりの際は話さない仮面夫婦とも違う。

 

いったい、妻はどういう心境なのか。

そしてこの説明困難な状況に名前をつけるなら、

なんだろうか。「家庭内同居」だろうか。

家庭内別居とは、同居空間での

コミュニケーションがほとんど無い状態であるが、

我が家の場合、コミュニケーションはあるのだ。

一緒にいるのが苦痛なはずの僕との、

食事や旅行や演劇鑑賞の予定が

立て続けに入っているのだ。

一応、家庭内で、それらしい同居はしているのだ。

 

というわけで、我が家では、

妻との家庭内同居生活が始まった。

 

引き続き、日々の記録を残していこうと思う。

 

ちなみに、先日僕が購入した

LOEWEのプレゼントは、一応受け取ってくれた。

朝渡したら、「朝渡すんじゃねぇ」とは言われた。