ぼくの妻は、女医

フルタイム医師夫婦による、4児の子育てカルテ

ぼくの妻は女医 ~フルタイム医師夫婦による、4児の子育てカルテ~

ブチギレている妻のトリセツ

例によって当直中、夜中の3時過ぎ、

妻からLINEが入る。

例によって、ブチギレている。

 

今回は、最近の息子の健康状態を

「環境を変えたら少し良くなったかな」

と語った僕に対しての怒りで、

「ごく一部で判断するな、あなたは家に居ない」

との内容であった。(たぶん)

 

さぁ。

これはまた僕の反応を試しているのだろうか。

こういう試されている際、

僕は毎回熟考を重ね、頭をフル回転させて、

最適解と思われる返事を絞り出すのだが、

毎回その選択を謝って地雷を踏んでいる。

 

今回は、地雷を踏まないために

なんて返事をしようか悩んでいたが、

気づけば仕事しながら半日が経ってしまった。

その間に、妻は怒りが収まってきたようで、

まるで無かったかのように

その後、通常のLINEが来ていた。

 

あえて何も返事をせず、

そっとしておくのが、

自分に出来る最適解な気もするが、

ある程度、ちゃんと受け答えしないと、

後になって大噴火につながる恐れもあるので

難しいところだ。

 

結論、妻の取り扱いは難しい。

 

とうふ屋うかい

とうふ屋うかい

 

たまに、友人や上司に、

妻も写っている家族写真を見せると、

「こんなニコニコ笑って穏やかそうな奥さんが、

 常に怒っているとは信じられない」

と言われる。

 

そうなんだ。

僕も結婚する前は、

まさかこんなに激情型の女性とは

夢にも思わなかったんだ。

(空を見ながら)