ぼくの妻は、女医

フルタイム医師夫婦による、4児の子育てカルテ

ぼくの妻は女医 ~フルタイム医師夫婦による、4児の子育てカルテ~

妻のぎゃおおん時における、シッターの役割

娘がまた熱を出したので、

朝シッターさんに来てもらったんだが、

事前に記入しておく問診票が大変。

「朝の機嫌はどうでしたか」とか

「昨夜の食事摂取量はどうでしたか」とか

質問が多い。

 

結局記入が間に合わず、

ついにシッターさん来てしまった。

 

妻はずっと怒っている。

「なんで記入ごときでそんなに時間がかかるのよ!」と。

シッターさんが横にいるのに

妻はずっとぎゃおおんと騒いでいるので、

問診票を書きながら、

「朝の妻の機嫌、悪い まる」

と言ったら、さらにぎゃおおおおんとなった。

 

ただ、それを聞いていたシッターさんが

笑ってくれた。

笑ってくれたおかげで、少し空気が柔らかくなった。

 

横に笑ってくれる人がいるだけで、

夫婦間の喧嘩は減るんじゃないかと思った。

 

嵐山 MITATE

嵐山 MITATE

 

息子の保育園から、食事の際のエプロンを

持ってくるように言われた。

こんな時の会話ですら、手柄の奪い合いになる。

 

妻「よだれ掛けじゃなくて、エプロン持っていってよ」

僕「あぁ、僕が丁寧に名前を書いたエプロンね」

妻「私がこの日のために選んだエプロンよ」

僕「僕が代金を支払ったエプロンでしょ」

妻「私があなたに払わせてあげたエプロンよ」

 

毎日大変なのだ。