しばらくの間、暇な時間を謳歌していたものの、
気づかぬうちに、少しずつ忙しくなってきた。
先日は、娘の小学校の運動会があった。
我が家には子供が4人いる。
繰り返すが、子供が4人いるのである。
皆、大人しく穏やかな子であれば良い。
しかし、特に下の男の子3人が強烈だ。
よく笑い、愛嬌があって、可愛さに溢れている。
ただ、爆発的なエネルギーに満ちており、
一瞬でも目を離せば皆が四方に向かって走り始め、
小さなきっかけで機嫌を損ね、床を転げ回り、
大音量で泣きわめく。
そう、彼らは妻にそっくりなのだ。
そんな彼らを、とても娘の小学校には連れていけない。
当然、彼らは誰かに預けておくのが常識的である。
しかし、妻は
「まぁ試しにみんな連れて行ってみましょうよ」
と言うので、まぁ何かあれば妻が見てくれるだろう
という甘い期待を持って、
家族全員で娘の運動会に観戦しに行くことにした。
早朝に、家族全員分の弁当を作り、
掃除や洗濯を済ませ、まず娘のみ学校に送り出し、
残った皆を着替えさせて、妻の服装もチェックし、
息子3人と、疲労で普段の3割程度のパワーしか発揮しない妻を引き連れて
汗だくで電車に乗り込み、
小1時間かけて小学校の校門をくぐる。
不機嫌な妻。言うことを聞かない長男(3歳)。
抱っこはいやだー!歩かせろー!
と大騒ぎする次男(1歳)と三男(1歳)。
一人気が狂いそうになっている僕!
家族全員での観戦は、
今年で最後にしようと決めたのであった。
しかし、色んな人に声をかけてもらい、
娘の頑張っている姿にも感動させられ、
この懐かしい校庭の匂いや、運動会の雰囲気に、
しばらく心が満たされていた。
妻も、ボソボソと文句は言っていたが、
最終的には100点の運動会だったと喜んでいた。
結局、暴れ散らかしていた次男の
鼻血ブーをきっかけに、
さすがに限界を感じ、
僕を含む一部メンバーは早退となった。
あまりにも疲れたので、
このケチな僕が、タクシーで帰宅した。
良い一日であった。
