ぼくの妻は、女医

フルタイム医師夫婦による、4児の子育てカルテ

ぼくの妻は女医 ~フルタイム医師夫婦による、4児の子育てカルテ~

お受験結果と、今後の医者人生

娘のお受験が無事に終わった。

合格を頂いた小学校には、感謝でいっぱいだ。

娘も本当に良く頑張ったと思う。

 

きっとこれから濃度の高い経験を沢山積んで、

自分自身を磨き上げていくのだろう。

色んな壁にも直面するだろうが、

自分や他者の力を借りながら、

壁を乗り越えてゆく力を身に着けるのだろう。

これから一生の思い出を沢山作ってくれると思うと、

親としてもとても楽しみだ。

こちらも全力でサポートを続けるので、

素敵な小学校生活を送ってください。

 

娘と水族館デート

 

しかし。

一方で、このお受験を通して、

本当に今の受験戦争は厳しいものだとも実感した。

結果的には大成功だったお受験であったが、

数多くの不合格も頂き、

 共働きしながら、子供4人も育てて、

 本当に子一人に対して

 丁寧に向き合って教育する覚悟はありますか?

と問われている様な気がして、

とても反省させられたお受験でもあった。

 

確かに周りを見渡せば、

子供のために仕事をセーブし、

教育に専念する家庭はチラチラ存在する。

覚悟が違うなぁと思う。

 

両親が精一杯働き、社会に貢献しながら、

子供にもいっぱいの愛情を注ぐ。

それだけで子育ては十分と思っていたが

本当にそれで十分なんだろうか。

もう少し、踏み込んで言うなら、

このまま研究や臨床を続けていくことが、

娘の為になるんだろうか。

 

いかに、効率的に生活を回し、

色んなサポートを活用しながら、

仕事と子育てを両立していくかに、

今までは力を注いできたが、

なんだか的はずれだった様な気がしてきた。

たとえ非効率でも、仕事との両立が出来なくとも、

もっと子育てへのウェイトを上げねばならぬ。

その為には、ある程度、

仕事を犠牲にする必要があるなと痛感した。

 

しかし、時間の切り売りで収入を得ている医師業。

収入とのバランス調整が難しい。

後日、詳述する。