娘のお受験が無事に終わった。
合格を頂いた小学校には、感謝でいっぱいだ。
娘も本当に良く頑張ったと思う。
きっとこれから濃度の高い経験を沢山積んで、
自分自身を磨き上げていくのだろう。
色んな壁にも直面するだろうが、
自分や他者の力を借りながら、
壁を乗り越えてゆく力を身に着けるのだろう。
これから一生の思い出を沢山作ってくれると思うと、
親としてもとても楽しみだ。
こちらも全力でサポートを続けるので、
素敵な小学校生活を送ってください。
しかし。
一方で、このお受験を通して、
本当に今の受験戦争は厳しいものだとも実感した。
結果的には大成功だったお受験であったが、
数多くの不合格も頂き、
共働きしながら、子供4人も育てて、
本当に子一人に対して
丁寧に向き合って教育する覚悟はありますか?
と問われている様な気がして、
とても反省させられたお受験でもあった。
確かに周りを見渡せば、
子供のために仕事をセーブし、
教育に専念する家庭はチラチラ存在する。
覚悟が違うなぁと思う。
両親が精一杯働き、社会に貢献しながら、
子供にもいっぱいの愛情を注ぐ。
それだけで子育ては十分と思っていたが
本当にそれで十分なんだろうか。
もう少し、踏み込んで言うなら、
このまま研究や臨床を続けていくことが、
娘の為になるんだろうか。
いかに、効率的に生活を回し、
色んなサポートを活用しながら、
仕事と子育てを両立していくかに、
今までは力を注いできたが、
なんだか的はずれだった様な気がしてきた。
たとえ非効率でも、仕事との両立が出来なくとも、
もっと子育てへのウェイトを上げねばならぬ。
その為には、ある程度、
仕事を犠牲にする必要があるなと痛感した。
しかし、時間の切り売りで収入を得ている医師業。
収入とのバランス調整が難しい。
後日、詳述する。