僕と妻は、あまりにも違っている。
それは出会った時からお互いに認識していた。
見た目も、趣味も、考え方も、話し方も、何もかも違う。
遺伝学的に言うなら、遺伝的距離が遠いのである。
しかし、遺伝子多様性の観点から言えば、
僕たち夫婦は最強だ。
産まれてくる子供は、
お互いの良いところを取り合って、
よっぽどの天才が産まれてくるだろうと
お互いワクワクしていたが、
実際に産まれてきたのは、
僕にそっくりな娘と、
妻にそっくりな息子だった。
そう上手くいくもんじゃないなー。
まぁ、結果としてはとても可愛いので良い。
昨晩は、妻が遅くまで仕事だったので、
久しぶりに娘とくっついて、
イチャイチャしながら、
ベッドで眠りに入りそうだったところを、
妻がきゃっきゃ言いながら騒がしく帰宅したせいで、
せっかくの娘との時間を邪魔された。